年末ですね。
年末なのに・・・昨今の情勢のおかげでコミケが開催されませんでしたね・・・かなしみ・・・。
そんなおり、オンライン上で似たような名前のイベントが開催されていることを知りました。
その名も「バーチャルマーケット」!
VRchatというソーシャルアプリ上で開催されている、バーチャルアバターなどを頒布するイベントのようです。
これに行ってみたい!と思い、夏頃に入れたっきりよくわからなくて放置していたVRchatを本腰を入れてやってみることにしました。
とはいえ、VRchatはテキストチャットが存在しない世界・・・コミュニケーションは口頭の会話のみ・・・ネット上でしゃべるの緊張する・・・ボイスロイド買ったからそれでなんとかできないかな・・・できれば喋りたくない・・・!!
打った文字を、マイクから喋って入力したことにさせる
というわけで、色々調べました。
ありました。
PC内に仮想オーディオデバイスを作って、ボイロの声の出力先をそこに設定すれば、行けそうです。
しかし、この手順・・・初っ端から問題にぶち当たりました。
というのも、ここで使われている「NETDUETTOラボ」は、「SYNCROOM」に移行して、2020年11月30日にサービス終了していました・・・先月やん!!!
ですので、今回は後継にあたるSYNCROOMを使うことにします。
なお、同梱されている仮想オーディオデバイスを使いたいだけですので、別にSYNCROOMでなくても仮想オーディオデバイスを作れるものなら何を使っても良さそうです。
インストール手順自体はほとんど変わりないので、画面に出てくるとおりにインストールをしてしまいます。
インストールが終わった状態が、こちら。
サウンド設定の「再生」「録音」の両方に、「ライン」という項目が増えています。
VRchatのマイク入力を、この「ライン」に設定したらよさそうです。
ボイスロイド側の音声出力先を、この「ライン」に変更します。
これで、ボイスロイドが喋った音声を、仮想オーディオデバイスに送ることができます!
ですが、このままでは、ボイスロイドがどう喋っているのか、自分では聞くことが出来ません・・・!
なので、仮装オーディオデバイスに出力した音を、普段使っているスピーカーやイヤホンで聞けるようにします。
「録音」で、今追加したデバイスのプロパティを開きます。
「聴く」のタブから、「このデバイスを聴く」のチェックを入れます。
これで、仮想オーディオデバイスに送られた音声を自分でも聞こえるようになります。
心配だったら、ボイスロイドに喋らせながら先程開いた「サウンド」の「録音」タブを確認して、右側のバー(?)が反応しているか確認してみましょう。
これで、地声出したくなくてもVRchatでコミュニケーション取れるぞ!!!
・・・と思いきや・・・。
VRchatの画面に入っていると、マウスの制御もVRchatに取られてしまうので、外部ソフトであるボイスロイドにテキスト入力しにいけない・・・!!
自分が喋った声をボイスロイドに喋らせる
入力方法を、ボイスロイドの文字入力欄に記入する方法は、VRchatしながらではかなり難しいことがわかってしまいました。
なので、さらに調べてみました。
なんと、「マイクに向かって喋った声をテキストに変換して、ボイスロイドの読み上げ文章として入力する」というツールを作成した方がいらっしゃいました!!!
イメージは、こんなかんじ。
インストール手順はこちらのブログを参考にしました。
先人の努力と技術に感謝・・・!
「ボイスロイドから仮装デバイスに音声出力」はすでに先程出来るようにしたので、ゆかりねっとを使えるようにしました。その状態がこちら。
なお、ブラウザの設定で「アクセスする前に確認する(推奨)」の設定をオフにしてしまうと、マイクへのアクセスがブロックされてしまい、ゆかりねっとが起動しなくなるので注意してください。(実際にやってしまって焦った)
ここまでやって、「しゃべる→ボイスロイドに入力する→VRchatで音を出す」という手順の準備が出来ました!!!
実際にVRchatに入ってみた
どーん。
ボイスロイド音声も、変換を挟むためワンテンポ会話が遅れてしまうという問題はありつつも、無事発声させることが出来ました!
(喋りたくないからボイロを使うことにしたのに、音声入力で正しく認識されるようにはっきり喋らないといけなかったため、結果的に喋るのにすごい疲れることになったという・・・・)
なお、今回入ったワールドは、以下のWikiを参考にして探しました。
VRchatはそもそも日本語対応されていないため画面がオール英語、ユーザーも世界中から集っています。
日本語が通じる場所を探すのが大変だそうで・・・
初心者なので、「[JP]TUTORIAL WORLD」に今回は行ってきました。
上のスクショも、このワールドで撮ったものです。(アバターは初期選択出来るものから選択)
わたしが行ったタイミングでは、先輩の日本語ユーザーさんが声をかけてくれて、大変親切に操作方法などを教えていただけました!
(話者が噛み噛みのため)ちょいちょい変な日本語を喋るボイスロイド音声でも快く対応してくださって大変たすかった・・・ありがたい・・・
VRゴーグルがあると、アバターがさらに表情豊かに動いたり、指差しができたり、細かい表現がたくさん出来るようです。
わたしはPCからVRchatにアクセスしたのですが、なんか人が動いてるの見てたらいちどVRもやってみたくなりましたね・・・!
PCだけでももちろん、VRchatは楽しめますけどね!
動けるようになったので、次は本来の目的のバーチャルマーケットに!遊びにいくぞ~!