すべてがカードの世界
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「一つだけリメイクする権利を持っていたらなににする?」と言われたら、自分は絶対コレを推します。

ワンダースワンの隠れた名作、ワイルドカード。

当時スクウェア(現スクウェア・エニックス)から発売、ワンダースワンカラー専用の、隠れた名作です。


魔法も、移動も、全部カード

説明が難しいのですが、すべての情報がカードで表現されています。

まず最初の主人公選択からカード。

技も魔法も武器も能力値も、街もダンジョンも全部カード!

探索に成功すると次のダンジョンのレベルが上がるので、クリアしないほうがかえってよかったり。


唐突に訪れる主人公交代

キャラクターも多く、どのキャラをパーティに入れるか(入れないか)で、その後の難易度が格段にかわってしまいます。

進行上最低でも一度パーティーを変更する必要があり、一度使ったキャラクターは、他の主人公の章では仲間にできないからです。

また仲間キャラはいつパーティに入っても、初期ステータスや技能は変わらず、ダンジョンの難易度だけはクリアするたび上がっていきます。

そのため章の変わり目で詰む人が続出(と思われる)。

一章は誰でもクリア出来ますが、これを「癖があって面白い!」と捉えるか、「無理ゲーすぎて積む!」と捉えるかで、向き不向きがきれいに分かれるポイントかと。


はやくリメイクしてくれ~

シナリオは主人公のOP、ED、仲間になるメッセージくらいしか存在せず、その他の部分はすべてプレイヤーの想像次第です。

古きよきRPGといったかんじですね。

カードで描写してアニメーションも少ないこのゲームは、ワンダースワンカラーという、画面は(当時にしては破格に)美麗であるけど、激しいアニメーションが苦手という、ハードの特性に実にマッチした作りになっていました。

ワンダースワンのハードそのものがその後撤退してしまったため、GBやPSなどと違ってアーカイブ等も存在せず、現在遊ぶことは難しいゲームのひとつです。

スマホ向けだと思うからベタ移植してくれないかな・・・・

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